節約対策ナビ

エアコンと扇風機を併用して節電

エアコンで節電

エアコンの設定温度を調節する

エアコンの設定温度を1℃調節すると、10%の消費電力を削減できます。 室内温度の適温は夏は28℃、冬は20℃とされています。 できれば冷房時は1℃高めに、暖房時は2℃低めに設定したいものです。 夏の28℃以上は暑すぎるという人は、夏を涼しく過ごす知恵にあるような工夫をしてみましょう。

扇風機を併用する

エアコンの消費電力は約600Wに対して、扇風機は約30Wと20倍もの差があります。 なるべくなら扇風機だけで暑さをしのぎたいものですが、35℃以上の猛暑日では熱風を送り込むだけで、熱中症を誘発する危険もあります。 節電と暑さを解消するために、エアコンと扇風機を併用することが効果的です。

扇風機を置く場所はエアコンの真下で、風向きを上にします。なぜかというと、エアコンの冷たい空気は下部にたまり、温まった空気は上部にたまるため、空気を循環させるために上に向けます。 それによってエアコンのセンサーが早めに設定温度を感知し、強から弱に切りかわり、節電効果につながります。 エアコンの設定温度を28℃にしたとき、1時間当たりの消費電力量はエアコンのみの場合約240Wh、エアコン+扇風機は約180Whになります。

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サーキュレーターを併用する

扇風機は風を人体にあてて涼しさを感じさせるのに対して、サーキュレーターは送風用ファンが空気の循環をさせます。 直進性の強い風が遠くまで届き、空気の循環が効率よくできますが、人体に直接当てるのは向きません。 夏は下部にたまる冷たい空気を上部に循環させ、冬は上部にたまりやすい暖かい空気を下部に循環させます。 サーキュレーターとエアコンを併用して、低暖房の効率を高めて節電するのが効果的です。
扇風機は「涼むためのもの」、サーキュレーターは「空気を循環させるためのもの」と考えていいでしょう。

エアコンの冷房は部屋を冷ましてから

夏の暑い時期は、蒸し暑い部屋に入ってすぐ冷房のスイッチを入れがちです。エアコンは起動時に多くの電力を消費するので、部屋の室温が高いとそれなりの電力が必要になってきます。エアコンのスイッチを入れる前に、窓を開けたり扇風機を使ったりして部屋の熱を逃がし冷ますようにします。そうしてからスイッチを入れると電力も抑えることができます。

エアコンを30分前に消す

エアコンを設定温度になって使用している場合、電源を消してから30分は室温が持続するそうです。 そうすると、外出前や夜寝る前の30分はやくエアコンを消すことで節電対策になります。 注意することは、外出が30分以内のときは電源をつけたままにします。それはエアコンの起動時に5~6倍もの電力を消費するからです。

エアコンを掃除する

エアコン内部は湿気がたまりやすく、カビが発生しやすい状況になっています。 そしてファンヒーターや圧縮機もダメージを受けて、冷暖房の効き目を悪くし消費電力量も多くなってしまいます。 エアコンの内部の汚れを掃除するのが理想ですが、フィルターを掃除するだけでも節電対策になります。
2週間に1度、フィルターの目詰まりをなくすように掃除するだけで、冷暖房の効率がよくなります。 フィルターは外して掃除機でホコリを取りますが、フィルターの裏に新聞紙を貼り付けて吸い取ると効果的です。 フィルターの汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使いブラシでこすって汚れを落とします。フィルターによっては水洗いができない場合もあるので、取扱い説明書をみて確認しましょう。

遮光カーテンや断熱シートをつかう

夏の日差しをさえぎったり気温の上昇を防ぐために、遮光カーテンや断熱シートを使います。室温が上昇しないようにすることで、エアコンの節電につながります。

エアコン室外機の置き場所

室外機の置き場所によって消費電力も影響してきます。置き場所は、風通しがよい日陰が一番です。

風通しが悪い場所に設置すると
三方が壁に囲まれた場所や壁と塀などの間の狭い場所、周囲に障害物がある場所などは、空気の流れがよくありません。そこに室外機を置くと、エアコンの空調機能が低下して冷暖房の効果も20%低下します。 また、室外機のまわりには物を置かないようにして、通風を妨げないようにします。特に吹き出し口に物を置くと放熱の効率が悪くなり、消費電力に影響してくるので注意しましょう。

直射日光が当たる場所に設置すると
夏の直射日光にさらされたりすると、冷却効果が低下して無駄な電力を消費することになります。 直射日光に当たる場所にしか置けない場合は、室外機の上に板をのせて日陰を作ったりしましょう。

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