冷蔵庫で節電
冷蔵庫は年間を通して稼働しているので、消費電力の割合は大きいです。
設定温度は季節や食品の量によって調整する
単に設定温度を「標準(中)」から「弱」に変えると、約18%の消費電力をカットできます。 しかし、夏など周囲の温度が高いと冷蔵庫内の温度も高くなり、冷蔵庫の中を冷たくするために余計に多くの電力を消費します。室温が22℃から30℃に変わると、消費電力は約54%アップし、22℃から15℃に変わると、消費電力は約29%ダウンするそうです。
東京電力の調査によると、設定温度はいつも「標準(中)」にしておいたほうがいいとのことです。自動的に温度調節をしてくれるので、「弱」にする必要はないそうです。 ただ、冷蔵庫内の食品の量が少なかったり室温の低い冬場など、冷えすぎの場合は「弱」にしましょう。
冷蔵庫内のつめ方
冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、消費電力が増えてしまいます。 また、ものがたくさん入っているため探すのに時間がかかり、扉を開けている時間が長くなります。 そのため冷蔵庫内の温度が上がり、電力を多く消費することになります。
冷蔵庫内は空間を開けながら、そして開けている時間が短くなるように整理してつめるように工夫していきましょう。
次にあげる食品は冷蔵庫に入れる必要はありません。入っていないかチェックしましょう。
- 未開封の缶詰、ビン詰め、調味料
- 常温保存ができるもの
- 野菜、果物でも冷蔵しなくてもよいものがある
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冷蔵庫に入れるときは冷ましてから
おかずやごはん、スープなどを作って熱いうちに冷蔵庫に入れるのは避けます。 温度が高い食品は、冷やす時により多くの電力を必要とするからです。 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れるのが節電になります。
冷蔵庫の開閉は最小限に
ドアを開けると、冷蔵庫何の冷気が逃げて再度冷やすために余分な電力が消費されます。 冷蔵庫のドアの開閉の回数や時間が長いほど電力を多く消費するので、開閉する回数と時間が最小限になるように次のような工夫をしましょう。
- 冷蔵庫内を整理して、食材がどこにあるかわかるようにする
- よく使うものは手前に置いておく
- 取り出す物を決めてからドアを開ける
ドアパッキンを交換する
ドアパッキンが痛んでいるとそこから冷気がもれ、冷蔵庫が冷えにくくなり余計な電力を消費することになります。 痛んでいるかどうか確認するには、名刺などをドアにはさんで閉めた時に、名刺がずり落ちたら取り換え時期と判断します。
冷蔵庫内にビニールカーテンを張る
冷蔵庫内の冷気を逃がさないように、透明のビニールカーテンを張ります。
※冷蔵庫によってはビニールカーテンによって冷気の流れが正しくされないため、余計に電力を消費することもあります。
※新しい冷蔵庫は温度センサーとコンピュータで温度が管理されているので、ビニールカーテンは効果がないようです。
冷蔵庫まわりを掃除する
放熱部分にほこりがたまると、冷却効率が下がり電気を消耗することになるので、年に一度は冷蔵庫の背面や底部の放熱部周辺を掃除しましょう。
冷蔵庫の設置場所
冷蔵庫の設置場所も、周囲の温度が高いと冷蔵庫内の温度も高くなるので、温度が低い場所を選んで置きましょう。
直射日光があたる場所や窓のそばに置くのは避けます。 どうしても避けられないときには、窓に遮光カーテンをつけたりするといいでしょう。
また、コンロや電子レンジ、トースター、炊飯器などのそばに置くと発した熱が冷蔵庫に伝わり、それを冷やすために電力を多く消費してしまいます。 熱を発する電化製品のそばには置かないのが基本です。
冷蔵庫は中を冷やすために熱を外へ放出しているので、隙間を作る必要があります。 壁と密着していると熱が逃げられず、その温度を下げるために電力を多く消費することになります。 背面は壁から10㎝、側面は5㎝以上離して設置することで放熱しやすい状態を作り、消費電力をおさえることができます。 冷蔵庫の上に物を置くのもNGです。節電のために冷蔵庫の周囲は隙間を開けて、物を置いたりしないようにしましょう。
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